ハイダウン・ガーデン Highdown Gardens
時刻は16時30分を回った。今日の訪問予定リストにはまだ◎が付いた2つのガーデンが残っている。
どちらかといえば"St Mary´s House & Gardens"にしたいところだが、ナビ子ちゃんに到着予定時間を問うと”17:05”と出た。
ラストアドミッションが17:00、どう飛ばしても間に合わないと判断し,、もう一つのハイダウン・ガーデンに向かう。
ハイダウン・ガーデンはサウサンプトン(Southampton)の東から始まりイーストボーン(Eastbourne)の西のビーチヘッド(Beachy Head)までの
広範なチョーク層の丘陵地帯サウスダウン(South Downs)の一角にあるハイダウン・ヒル(Highdown Hill)の中腹にある。
この旅ではサウスダウンのチョーク層が産む奇勝を幾つか訪れることになる。お楽しみに。
ハイダウン・ガーデンは調査では入場無料(Free Admission)になっている。ローカルロードを登っていくとナビ子ちゃんの案内終了地点にハイダウン・ホテルがある。
「ホテルに付属のガーデンだから無料なのかな」と勝手に決めつけてパーキングに車を止めてガーデンを探すが見つからない。
フロントで声か掛けたが返事がない。厨房に回って声を掛けると奥から女性が出てきて、親切に「ガーデンはここではないの。あと20mさきに行ったところよ」
教えてくれる。屋外でおティータイムを楽しむ人に笑われてしまった。またしても早とちりだ。。(無料の訳はワーシング(Worthing)市営のがーでんだからと後に判明)
このガーデンは20世紀初頭にフレデリック・スターン卿が始めたもので、夫人と共にチョーク層の地質を改良したり、
チョーク層に適合する植物を探したりして開発したものだという。また、2人の植物学者をヒマラヤや中国に派遣し珍しい植物を収集させて造ったものだ。
それゆえ、植物園的な趣で、大きな樹木の間にローズガーデンや草花のガーデンがあるデザインだ。
最初にローズガーデンが現れた(写真上左3枚、下左2枚)。宿根層などと混植した素朴な雰囲気のガーデンだ。満開には少し早いのかもしれない。
樹木の名前は分からないが、”なんじゃもんじゃの木”らしき大木があった(写真下右)。樹木の間に珍しい草花が数多く見られる。
18時にゲートが閉まると表示されていたので大急ぎで一巡りしたら30分で終わってしまった。
Address | Littlehampton Road, Worthing, West Sussex BN12 6PG |
Telephone | 01903 501054 |
Web Site | Highdown Gardens |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。
「旅行記」もご覧ください。